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8月1日に生まれるビットコインキャッシュとは何なのか

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仮想通貨ローンチ

Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)によるハードフォークが、日本時間8月1日21時20分に迫っている。BIP91がロックインされたことでUASFによるビットコインの分裂は避けられ、また念願だったSegWitに向けてビットコインが前進していることに安堵しているユーザーも多いことだろう。

その一方でBitcoin Cashによるハードフォークについての情報は少なく、混乱しているユーザーも一定数いるものと思われる。本記事ではBitcoin Cashの概要を簡単に紹介しつつ、現時点で入手できる情報を元に状況を整理、Bitcoin Cashを取り巻く状況についてまとめてみたい。

参照:

Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)によるハードフォークが、日本時間8月1日21時20分に迫っている。BIP91がロックインされたことでUASFによるビットコインの分裂は避けられ、また念願だったSegWitに向けてビットコインが前進していることに安堵しているユーザーも多いことだろう。 その一方でBitco...
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ビットコイン一連の流れ

Bitcoin Cashはブロックサイズ増大派によるハードフォーク計画である。これまで、ビットコインキャッシュの主な支持者は最大のマイニングファームであるBitmain社を率いるJihan Wu氏や、投資家のRoger Ver氏であると考えられてきた。

しかしながら、先日Bitmain社とBitcoin Cashには関連性がないことが公式声明において発表され、またRoger氏が運営するBitcoin.comにおいても、当面はSegwit2xの方を支持する(ただし2MBハードフォークが実行されなければ全てのリソースをBitcoin Cashに振り向ける)ことが発表された。

Jihan Wu氏やRoger Ver氏、Bitcoin Cashの上場を表明しているViaBTCがハッシュレートをBitcoin Cashに振り向ければ、本流であるBitcoinのハッシュレートは大幅に低下する。そのため、採掘難易度調整の難化、ハッシュレートの低下に伴う形でのBTCの価格下落が主な懸念事項であったが、両氏の声明を素直に受け取るならば、これらの問題は一旦落ち着いたように見える。

多くのユーザーが警戒していたビットコインのネットワーク分岐は、UASF(BIP148)によるものであった。Bitcoin Cashという新しいコインを作り出すUAHFはUASFに敵対するハードフォーク計画であり、UASFに先んじてSegwit2xの前半パートであるBIP91がロックインされた場合には、UASFは発生せず、その場合UASFへの対抗策であるUAHFも生じないと考えられていた。

しかしBitcoin Cashは依然として8月1日、日本時間21時20分からのハードフォークを表明している。これはUASFビットコインの分裂は避けられたものの、Bitcoin Cashによるハードフォーク計画が控えており、深刻度は随分と下がったように見えるが、依然として警戒を要する状況には変わりはないということを意味する。

Bitcoin Cashはブロックサイズ増大派によるハードフォークで、ブロックサイズを最大8MBまで引き上げることによってトランザクション性能の向上とスケーリング問題の緩和を目指している。

Bitcoin Cash(BCC)の概要

Bitcoin Cashの概要を掴むために公式サイトとBitcointalkから情報を引用する。

なぜフォークが必要なのか。

Legacy Bitcoinには1ブロックあたり1MBという制限があり、秒間3トランザクションという制限があります。技術的にこの制限を引き上げることは単純なものの、コミュニティは何年もの議論の末、ついに合意には至らなかったのです。

Bitcoin Cashの特徴

  • ブロックサイズの最大8MBまでのブロックサイズ増大
  • レプレイアタックとワイプアタックに対する対策
  • ハードウォレットセキュリティの向上、二次ハッシュ問題の除去
  • Bitcoinレガシーチェーンにおける2016ブロックの難易度調整期間よりも速いブロック調整機能

また、既にViaBTC、OKEX、Bithumb、Huobiでの取り扱いが開始することも決定している。

リプレイアタックに関してはBitcoin CashのFAQにも記載されている通り、プロテクションは既に施されている模様である。

ビットコイン保有者が取り得る戦略は?

Bitcoin Cashはビットコイン(BTC)からのハードフォークであるため、フォーク時にBTCを所有していれば同数のBCCが得られる。公式サイトではユーザーが取引所等のサードパーティーにビットコインを保管している場合にはBCCを入手できない可能性があると警告を出しているが、日本の代表的な取引所は、取引所内に保管されているBTCの保有数に応じてBCCもユーザーに付与することを表明しているところが多い。フォーク時に取引所にBTCを保管しておく予定のユーザーは各取引所の対応を確認されたい。

ユーザーの選択肢

ハードフォークを控えて、ユーザーにはどのような選択肢があるのだろうか?

フォーク後のBTCとBCCの合計がフォーク前のBTCの価格を上回るか否かが重要な問いであるが、それを現時点で予測するのは難しい。Ethereumがそうであったように、分裂後の2つのコインの価格合計が、分裂前のコインを上回る可能性もある。しかしハッシュレート比に大きな変動があった場合、ネットワークに混乱が発生し、BTCの価格が急落する可能性もある。

価格変動に悩まされずにBCCを手に入れたい場合は、フォーク前にBTCを現物で仕込みつつ、同数を先物でショートするというのも一手であるが、先物価格が現物価格に収束しない可能性や予測できない値動きを示す可能性を考慮すると、ややトリッキーな方法なので万人に薦められるものではない。

ビットコインキャッシュの今後

現時点で判明している情報のみでBitcoin Cashを語ることは難しい。Jihan率いるBitmain社は同社とBitcon Cash及びそれを主導するViaBTCとの関連性はないと言っているものの、Bitmain社がBitcoin Cashのフォーク後にどのように自社のハッシュレートを振り分けるかは依然として不明である。経済的合理性の観点から考えれば、市場においてどの程度の価値が付くか不明なBitcoin Cashにマイナーが貴重なハッシュレートを大幅に振り分けることは考えにくい。

ビットコインキャッシュそのものがどう評価されるかよりも、むしろRoger氏が声明を出しているように、SegWit2xの後半パートである2MBハードフォークの実行に対する圧力として、今後Bitcoin Cashが利用される可能性に注目していきたい。

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