草の意味とは?使い方 ネット用語をまとめてみた。
草の意味とは?
ネット上で使われている「草」は「笑い」を意味する用語です。
読み方はそのまま「くさ」で、書き込む際は「草」だけ単体の場合もありますが、多くは「○○草」とか「○○草生えた」といったように文末に付け加えた形が多く見られ、「笑える」「うける」「面白い」といった意味合いで使われます。
草生えるwww
面白い、うける、笑えるという意味で利用できます。
進化系で「竹生える」「竹林」でも使うことができますね(‘ω’)ノ
ネット上で、笑っている、笑えるという状況を表す言葉。
「wwwww」のように“w”がたくさん並んでいる状態が、草が生えているように見えたり、芝生のように見えることから、“草”または“芝”と呼ばれるようになった。
「それマジ草」と言われたら「それマジで笑える」という意味である。
そして、“草生えるwwwwww”と意味が重複した一文が流行ったことで、草刈りのアスキーアートも登場した。
また、「www」は、面白くて笑う以外に、皮肉・批判や揶揄を込めたもの、嘲笑の表現の場合もある。
例)
・(笑)と同じようなライトなニュアンスで使用する場合。
「マジであの時のボケは面白かったwww 天然すぎwww」・もはや言葉はいらない場合。
「犬のフン踏んだと思ったら、直後に鳥にフン落とされたんだけど! 最悪」
「おっwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」・皮肉や批判の意味合いを込めた場合。
「あなたが何を言ってるのかわかりません。
ちゃんとその言葉の意味、調べてから使った方がいいですよw」草(くさ)草(くさ)とは、ネット上で、笑っている、笑えるという状況を表す言葉。「wwwww」のように“w”がたくさん並んでいる状態が、草が生えているように見えたり、芝生のように見えることから、“草”または“芝”と呼ばれるようになった。
草の使い方
草
さっきテレビで紹介されてた店、うちと近所で草
それはさすがに草生えるわ
あの人の発言的確過ぎ草
文章の最後に草をつけるだけでOKです。
— yoru (@yuru_kura) February 3, 2018
— ❥31❥ぺぺ氏❤ (@peperon911) February 4, 2018
草の由来は2ちゃんねる
草の意味はわかりましたが、なぜ笑いを「草」と言うようになったのかというと、「w」が由来しています。
wは(笑)を意味しますが、連続で「wwwwwww」だとより大きな笑いを表現していて、これがまるで草が生えているように見えることから草となりました。発祥は2ちゃんねるという掲示板とされており、2000年代前半には「wwwww」のことを「芝」や「草」という表現がされていました。
この頃は本当にコアなネットユーザーにしか使われていない段階で、2ちゃんねる以外では見る事のない言葉でしたが、有名なホモビデオ「真夏の夜の淫夢」関連のスレでも使われるようになると、草を使った様々な語録が生まれ、徐々に2ちゃんねる以外でも使われ出します。
2ちゃんねるはサブカルチャーの発祥の地ですね。
草不可避
2011年頃には「草不可避」という表現も使われるようになり、「草=笑」という認識が広まり、2016年から2017年にかけてはツイッターやFacebookなどのSNSにも頻繁に「草」が見られるようになり、一気に広まりました。
ネットをやらない層にまでは浸透していないものの、ある程度ネットを使いこなしている方に絞ると知名度は高い用語といえそうです。2017年後半には、草よりも大きな笑いという意味で「竹生える」や「竹林」「森」「山」などの表現も生まれますが、草ほどの知名度はまだありません。
バーチャルYoutuberの輝夜月が「竹生える」「竹林」などを利用していました。
「ワロタ」「草」はもう古い、「竹」がブームの予感https://t.co/pcAg5fWO2j
「【朗報】『ワロタ』や『草』は時代遅れ、新しい笑いの表現がめちゃくちゃ好評だと話題にwwwwww」
というスレに、
「まじ竹」
「竹生える」
「竹不可避」
と書き込みが相次いだ。 pic.twitter.com/fCbdd8Vx6C— ニコニコニュース (@nico_nico_news) February 2, 2018
wを1つだけしか付けない「単芝」は一部で感じが悪く受け取られる可能性もあるため、例えば「本当あの旅行うけるw」や「本当あの旅行うけるwwwww」よりも「本当あの旅行は草」というような表現の方が文字も短く出来ますし、誤解を受けない可能性があります。
単芝についてはこちら「単芝とは?」をご覧ください。
wが一つだけだと、馬鹿にしている感じにもとれるので、沢山つけて大笑いな感じが良いのではないでしょうか。
草の反対の意味
反対の意味で「草も生えない」であったり、大笑いという意味で「草原」や「大草原」、笑いを堪える事が出来ない様子は「草不可避」「大草原不可避」「さすがに草を禁じ得ない」、笑うなという意味で「草生やすな」など、様々なバリエーションが存在します。
また、少数ではありますが草でなく「芝不可避」のように「芝」を使う人も見られます。詳しくはこちら「草不可避とは?」をご覧ください。
草の反対語まで生まれていたんですね。