ノスタルジックあふれる建造物や、煌びやかな夜市。台湾に訪れると、盛りだくさんのエンターテインメントが待ち受けています。そして、台湾の娯楽を満喫した後のリラックスタイムでは、ホテルでゆっくりオンラインカジノをプレイしたい人は少なくないでしょう。
したがって、ここでは台湾におけるオンラインカジノ事情について解説します。本記事を参考にし、ギャンブルに関する規制を理解し、心置きなく台湾ライフを堪能しましょう。
ランドカジノとオンラインカジノの違い
台湾にランドカジノが存在しないならば、スロットやポーカーなどのカジノゲームは、台湾でプレイすることはできないのでしょうか。ここで、オンラインカジノというプラットフォームが登場します。
オンラインカジノは、海外の運営会社によりインターネット上で展開されています。そのため、ランドカジノとは異なり、PCやスマートフォンさえあればどこからでもアクセス可能です。
また、実際のディーラーや他のプレイヤーとの対面でプレイすることが、カジノでは熱狂を生む大きな要素となっています。そして、近年のオンラインカジノではライブ機能やVR機能を搭載し、本物のディーラーと画面を繋ぎながらゲームをプレイすることが可能です。したがって、ランドカジノと同様の臨場感を、オンラインカジノでも獲得することができます。
他にも、オンラインカジノによっては、個性的なボーナスやプロモーションが提供されます。これらを活用することで、少ない投資額にも拘らず、長期にわたってカジノをプレイできる可能性も。この点は、ランドカジノにはない大きな魅力でしょう。
台湾でオンラインカジノは合法?
いつでもどこでも遊ぶことができるオンラインカジノ。しかし、賭博罪によってランドカジノを始めとしたギャンブル活動が禁止されている台湾において、オンラインカジノをプレイすることに違法性はないのでしょうか。
ここで着目すべきは、公的機関が提供するライセンスについてです。今では多種多様なオンラインカジノが存在しますが、これらプラットフォームを健全に運営するためには、このライセンスが必要となります。代表的なライセンスは、たとえばマルタ共和国やキュラソー島が発行。個人情報や資金管理、あるいは提供するゲーム内容に関して厳格にチェックをし、合格したオンラインカジノにだけ、彼らがライセンスという形で、公的な認可を与えているのです。
つまり、日本人向けおすすめ台湾カジノで掲載しているライセンス所有のプラットフォームが、すべて海外政府がお墨付きを与えて運営されているのです。したがって、これらを台湾からプレイした場合は、あくまで海外における健全なプラットフォームで遊んでいるということになり、賭博法に当たるかどうかはグレーとなります。
ただし、海外の法律は都度変更されます。日本のルールが、国によっては当てはまらないことも多々あります、そのため、自身でも台湾の規則についてもしっかりと事前確認しておくようにしましょう。
台湾にはランドカジノがない
2016年、日本ではIR整備推進法案(カジノ法案)が成立。続く2018年にはIR整備法も可決され、いよいよ日本はカジノ解禁に向けた歩みを始めています。
一方で、台湾では国内でのギャンブル行為は認められておりません。したがって、台湾においてはランドカジノが現状存在しません。以下、ギャンブル行為が禁止されている理由や、例外として認可されているゲームについて紹介します。
法的制限や社会的抵抗
台湾国内でギャンブルが認可されていない背景には、法的制限と社会的抵抗があります。
まず、法的制限として、台湾には日本と同じように賭博罪が制定されています。具体的には、たとえば台湾刑法では、公共の場における賭け事に対して3万台湾元以下の罰金刑が課せられることがあります。このような法律の定めにより、ランドカジノ含む公共の場でのギャンブルが禁じられているのです。
一方で、過去には金門島や澎湖島などの台湾の離島地域では、カジノ合法化に向けた議論が行われていました。しかし、台湾社会では、ギャンブルはしばしばや社会問題と結びつけられる傾向にあります。つまり、今なお社会的な抵抗が強く残っているのです。
このことから、過去のカジノ合法化に関する議論では、島民による投票で反対意見が優勢という結果に。そして、カジノ合法化は現在まで実現に至っておりません。
宝くじのみ認可
買い物する時、あるいは乗り物に乗車する時。日本と同じように、台湾でもレシートが発行されます。そして、台湾の各レシートにはそれぞれ異なる番号が表記されています。
実は、台湾では宝くじのみ、政府に認可されたギャンブルとして存在。そして、これら番号は、宝くじ参加への抽選番号となるのです。
宝くじには観光客も参加することができます。台湾国内の専用アプリにアクセスし、抽選番号もしくはQRコードを読み込むことで、当選確認を行うことが可能です。
したがって、貰ったレシートはしっかりと保管し、賞金を獲得するチャンスを逃さないようにしましょう。
まとめ
日本人の多くが旅行やビジネスで訪れる台湾。プライベートな時間では、ギャンブルなどを通じてゆっくりと過ごしたい人が多いですよね。
本記事で示してきたように、台湾では法的制限や社会的抵抗もあり、現状はランドカジノは設置されていません。一般的には、ギャンブルは宝くじゲームのみ参加が可能です。
しかし、オンラインカジノがアクセスの容易さやライセンスの観点から、台湾に滞在するギャンブルで遊びたい人々にとって魅力的な選択肢となる可能性があります。
ただし、台湾を始めとした法律は、定期的に改正が行われます。したがって、各自で調査の上、充実した台湾での生活を送ってみましょう。
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